特集 介護保険施設と医療のあり方
【事例】湖山医療福祉グループ 医療・福祉に関する提言
湖山 泰成
1
1湖山医療福祉グループ代表
pp.143-145
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100488
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湖山医療福祉グループは,銀座で唯一の救急病院,「銀座菊池病院」として始まった.しかし,都心で77床の救急病院では採算が合わず,病床を閉鎖し,医院に転換した.さらに健康管理センター(人間ドック)を併設し,また近年では地域ニーズによりデイサービスも開設した.総合診療+予防医学を核とし,「銀座医院」として生まれ変わったのだ.私どもの最大の強みは,変化を成長の証としているところである.そしてその成長は,この小さな医療機関から始まった.
77床の病床は閉鎖したが,新たな医療法人を設立し,静岡で療養型の病院を開設した.その後,日本各地で担い手のいない地域に,導かれるまま医療法人や社会福祉法人を設立し,病院(診療所)や施設を開設し続けた.
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