グラフ
住民とともに歩む―地域の声を聞き,形にする病院
特定医療法人社団若林会 湘南中央病院
pp.601-606
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100345
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湘南中央病院は,今年2月に新築移転を行った.1955年に初代院長の故・若林巌氏が藤沢市辻堂に若林外科医院を開設して以来,50年にわたりこの地域を離れることなく,住民の健康を守ってきた.今回の移転も「地域の人々とともに歩み,健康を守り良質な医療と介護を提供する」という理念のもと辻堂地域にこだわり,旧病院から500mほどしか離れていない場所を選んだ.
移転について,理事長の今井重信氏は「旧病院は建物の老朽化に加え,リハビリテーションにも十分なスペースが取れず,患者のニーズに応えるためには限界に達していた」と説明する.
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