グラフ
超重症児を支えはぐくむ―機能を伸ばし“生活を豊かにする医療”
pp.433-438
発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100307
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鶴風会は東邦大学医学部同窓会の事業として,1964年に肢体不自由児施設である東京小児療育病院を開院し,1970年に同じ建物内に重症心身障害児施設みどり愛育園を開設した.
地域療育の実践
当施設では早くから地域療育に目を向け,体制を整えてきた.行政の障害児全員就学実施も背景にあったが,経管栄養・人工呼吸器などの日常的医療ケアの必要性が在宅や養護学校に広がるなか,家族や養護学校への指導・支援を実践し,巡回指導医制度の推進に取り組んだ.外来・緊急時入院,短期受入,訪問看護などの在宅支援体制を整えて家族の不安の解消に応えてきた.
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