連載 病院管理フォーラム
事務長の病院マネジメントの課題 急性期病院の立場から・34
地域中小病院の急性期への取り組み(3)
川本 豊廣
1
1医療法人水和会総合病院水島中央病院事務部
pp.74-76
発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100231
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
●急性期病院としての当院の方向
当院の目標は,理念・基本方針を更新していく中で明確にされていくが,基本は「地域で必要とされる病院」であり,地域の変化・医療内容の変化・制度の変化などに広くアンテナを張り,地域の方に選んでいただけるよう体制を常に更新していくことだと理解している.
当院では,現理事長の提案により1987年に TQM の導入を図った.病院も一般企業と同じく「すべての後工程はお客様」であり,常に職員自らが経営に参画し,改善を進めることが必要と考え,以後年2回の院内大会を継続して実施している.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.