Coffee Break
C,S
𠮷野 二男
1
1藤沢市民病院
pp.1084
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901697
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日本語で所見などを記載するときに"…あり""…なし"あるいは"…がある""…がない"などと書きます.また,文字の代わりに記号として+(プラス),―(マイナス)を付してある・なしを表し,さらにその程度を+,++,+++などと表して,臨床検査結果などにも応用されています.
外国では同じように+,―の記号も使われますが,症状や所見の前にS,Cが使われるているのをよく見かけます.これはラテン語のcum (英語のwithに相当),sine (英語のwithoutに相当)のそれぞれの略で,あり・なしを表します.書くにも便利で簡単でしよう.
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