特集 脳性まひのリハビリテーション
Ⅰ リハビリテーション・プログラムをめぐって
扉
pp.453
発行日 1972年12月9日
Published Date 1972/12/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104293
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脳性まひのリハビリテーションがどうあるべきかについての考え方は,現在大きな変動期にさしかかっている.それはいうまでもなく,0歳児で脳性まひを診断し,ただちに,治療・訓練・養育を開始しようとする「超早期療育」の考え方である.これが,古くて新らしい脳性まひのリハビリテーションの課題を,奇蹟のように解くことのできる「魔法の杖」であるのかどうかは別として,わが国の脳性まひ療育の事業も,戦後の四分の一世紀を経た今日,大きな曲り角にきていることだけはたしかである.
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