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特集 理学療法・作業療法と隣接学際領域
看護学と作業療法との接点
Point of Contact between Nursing and Occupational Therapy
矢谷 令子
1
Reiko YATANI
1
1国立療養所東京病院附属リハビリテーション学院
1Tokyo National Chest Hospital School of Rehabilitation, Occupational Therapy Department.
pp.19-21
発行日 1988年1月15日
Published Date 1988/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103941
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Ⅰ.初めに
今回の出題には:
A.前身の専門職が現職の実践において生かされている点,
B.また考えかたで影響を受けた点
の二点に焦点を当て,具体的に述べる,ことが課題であると承知し,筆をとらせていただくことになった.
医療畠で働きたくて1955年に5000mileの海を渡り看護学科に入学した.とてつもなく長いスペルの医学用語を叩(たた)き込まれながら必死になって学んだ看護学は,まさに緊張一点張りの不夜城の世界であった.痛みと不安の患者さん方と明け暮れをともにした看護婦生活は私の選んだ職業だったが,今,作業療法を行いながらその恩恵への感謝は,実に大きい.
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