インタビュー PT・OTの素顔
車椅子で活躍されるOT
栗栖 直樹
1
1玉造厚生年金病院
pp.484-485
発行日 1985年7月15日
Published Date 1985/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103365
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<先生はOTになられる前に受傷されたのですか>
栗栖 そうです.今から24年前,高校3年の時,オートバイの転落事故で脊髄を損傷しました.レベルとしては,腰椎Ⅲで足関節を除いて片足(右)が利きますので脊損としては軽い方です.当時,九州の国立別府病院の中村裕先生(当時整形外科科長,後太陽の家創設,去年7月御死去)が脊損のリハビリをよくやっておられると伺い,別府病院に入院しました.そこで,歩行訓練を受けたり,車椅子バスケットボールをしたり,水泳などにも打ち込み,足にブレースを付ければ何とか歩行ができる状態になり,退院しました.ですから受傷して2年近くリハビリに励んだでしょうか.
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