特集 教育(理学療法・作業療法の教授法を中心に)
<随想>
保育園実習
篠田 峯子
1
1国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院
pp.241
発行日 1985年4月15日
Published Date 1985/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103302
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保育園実習というものを試みている.2年生の夏休みに,市内の公立保育園へ,2~3名ずつが行く.もとより,保育について学院で教えている訳ではないので,見学と,子供と一緒に時を過ごすということが,主体となる.園によって多少事情は異なるが,0歳児から5歳児までの子供と,朝から夕方までの5日間を一緒に過ごす.おむつかえ,授乳,食事の世話,着替え,お昼寝,自由あそび,カリキュラム保育など,ひととおりの経験をする.小さい子どもの世話をする,一緒に遊ぶという経験の乏しい学生はこの実習を通して,いろいろと発見するようだ.
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