Japanese
English
紹介
均等圧を加えた熱傷治療法の紹介
Pressure Technique for the Hypertrophic Sear of the Burn
矢崎 潔
1
,
Maude H. Malick
1
Kiyoshi YASAKI
1
,
Maude H. Malick
1
1Hand Rehabilitation Center
pp.349-351
発行日 1980年5月15日
Published Date 1980/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102151
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作業療法・理学療法においての熱傷後の焦点は,瘢痕化の防止と皮膚を軟化させる事,あるいは,皮膚移植後の皮膚の軟化(軟性維持)であり,この成功は,患者の運動機能の予後を決定する大きな要因となる.そこで,今回は瘢痕に対する新しい治療方法を症例を通して紹介したい.
2~3度熱傷では,その回復に伴い瘢痕形成(あるいは,皮膚移植後の部位)をいかに最少限にし,かつ,軟化させるかが作業療法・理学療法の最大の焦点でもある.その治療手段として,最近その方法の違いはあっても,持続的な圧を加える事が,瘢痕を軟化させることについて意見が一致している.
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