養成校紹介
九州リハビリテーション大学校
和才 嘉昭
1
,
山口 鞆音
2
1理学療法学科
2作業療法学科
pp.282
発行日 1980年4月15日
Published Date 1980/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102138
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九州リハビリテーション大学校は,我が国におけるPT・OT養成施設として国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院に続いて北九州の地に設立の歴史をもち,開校以来14年の歳月を経てすでに400名の卒業生を世に送り出している.当校は33年に亙るリハ医療の歴史を持った全国労災病院のルーツであり,また産業医科大学の実翌病院でもある九州労災病院を目の前にして,春は桜・秋は紅葉の足立山麓に周防灘を見おろして建っている.
開校以来この学校の学生気質は北海道から沖縄まで広域に及ぶ多彩な学生を迎えてはいるが,北九州の地で青年期の貴重な3年間を培われたためか男女学生ともに,世に言う“無法松”や“お寅ばあさん”の血を引くような,七転び八起きを地でいく質実剛健さがあり,卒業後は地に足のついた実践的なセラピストとして成長している.
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