プログレス
リウマチ(3)/児童精神衛生における最近の諸問題(3)―家庭内暴力
岡崎 健
1
,
池田 由子
2
1神奈川県総合リハビリテーションセンター七沢病院膠原病科
2国立精神衛生研究所児童精神衛生部
pp.186
発行日 1979年3月15日
Published Date 1979/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101872
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前回は,単に慢性関節リウマチ(RA)の痛みと述べたが,この痛みは決して一種類のものではない.RAのリハビリテーションの際の1つの大きな問題は,このきまぐれな疼痛をどうコントロールしながら運動訓練などを行うかということであり,痛みの種類,程度を理解し,恐がらずに,また逆に無理をしない程度に,どこまで訓練をするかが重要なポイントになって来る.
客観的には,自発痛,運動痛,圧痛,荷重痛など,主観的には,関節のうずくような鈍痛,動きはじめのときなどの強い痛み,筋肉痛,凝り,腱鞘炎の疼痛,足底のたこ・魚の目の痛みなどが単独ないし合併している.
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