特集 どうすりゃいいんだ、横綱級困難ケース—何が、誰が「困難」にしていたのか
私が出会った横綱級困難ケース
❹家庭内暴力がある
原子 英樹
1
1株式会社円グループ 訪問看護ステーション卵
pp.908-913
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201331
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私がこのケースと出会ったのは2013年8月の終わりです。息子が両親に暴力を振るう事例と聞いていました。
私が契約のために初回訪問すると、迎えてくれた母親は、私をいきなり父親の待つ部屋に案内しました。居間に訪問看護の対象となる息子さんがいるのにも関わらず、です。結果的に、息子さんの前に案内されることなく、まずは両親と話す形となりました。
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