ミニ対談
最終目標は社会復帰
近藤 光子
1
,
前田 信子
2
1都養育院付属病院
2神奈川県こども医療センター
pp.117-120
発行日 1979年2月15日
Published Date 1979/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101851
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前田 今日は一番身近で,最も密接に情報交換していかなければならない看護婦さんに,日ごろPT,OTに対して思っていることや,看護婦さんからみた患者像などお伺いしたいと思います.
初めに簡単に私の職場を紹介させていただきます.病院は新生児から15歳まで,肢体不自由児施設は4歳から18歳あるいは20歳位までの子供を対象としています.施設は脳性麻痺を除いた整形外科的疾患で脊椎や股関節とか主に下肢に問題のある子供がほとんどです.上肢に問題のある場合はリューマチや奇形ですね.股関節とか脊椎の問題で入所してきても,年齢が低くて,日常生活動作が十分自立していないとか,パーセプションに問題がある子供も対象に訓練してます.一般外来は,ほとんど1対1,1時間に1人から2人位の子供を訓練しています.子供の医療と福祉の総合施設といえると思います.近藤さんのところはどんな職場ですか.
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