特集 理学療法士・作業療法士とバイオメカニズム
座談会/理学療法士・作業療法士とバイオメカニズム
細田 多穂
1
,
古川 宏
2
,
生田 宗博
3
,
中村 幸夫
4
,
田中 繁
5
,
加倉井 周一
6
1東京医科歯科大学附属病院
2東京都立心身障害者福祉センター
3横浜市立大学医学部附属病院
4兵庫県リハビリテーションセンター
5東京都立老人総合研究所
6東京都立補装具研究所
pp.878-890
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101592
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
「バイオメカニズム」という言葉を聞いただけで,難かしくてとっつきにくい,というイメージを持たれる理学療法士,作業療法士の方々が多いと思います.しかし,この座談会の中では「工学的な知識が少しでもあれば,もっと客観的な治療ができるのでは」,「何でも相談にのってくれるエンジニアが一緒にいてくれたら……」などと,積極的な希望を述べておられます.
それというのも臨床の場面で必ずといっていい程,義足,義手,電動車椅子などのリハビリテーション機器,福祉機器を扱い,治療なさっているからでしょう.
今日は,セラピストとその方面の専門家(リハビリテーション・エンジニア)の方々に「バイオメカニズム」について率直に色々なことを話し合っていただきました.
今後の展望,あるべき姿なども語られていて,将来の指標を暗示しているようにも,おもわれます.
(編集室)
Copyright © 1977, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.