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特集 脳卒中と理学療法・作業療法
退院後の在宅片麻痺患者のADLの予後と決定因子―理学療法士の立場から
Evolution of ADL and Influenced Factors Among the Discharged-Hemiplegic Patients Staying Home
米田 睦男
1
,
今泉 寛
1
Mutsuo YONEDA
1
1東京都養育院附属病院
1The Yoikuin Tokyo Metropolitan Hospital.
pp.803-813
発行日 1977年11月15日
Published Date 1977/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101577
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はじめに
ADLに関する論文はこれまでにも本誌をはじめいろいろの機会にとりあげられているが,そのこと自体ADLというテーマが,リハビリテーション(以下リハビリ)に携わるものにとって旧くて新しいテーマの一つであることを物語っていると言えよう.
今回与えられた内容は,退院後の在宅片麻痺患者のADLに関する事柄であるが,筆者らの勤務する施設が,老人総合専門病院であることより,老人(一部50代)片麻痺患者のそれについて筆者らの小経験からまとめてみたが,本論にはいる前に当院におけるリハビリ・サービスの概要に若干ふれておきたいと思う.
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