特集 わが国のPT・OTの歴史
<随想>
児童のハビリテーションに想う
山田 瑞子
1
1整肢療護園
pp.825
発行日 1976年11月15日
Published Date 1976/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101332
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そこでは,常に正常児・異常児・障害児なる語が使われ交錯してきたようである.また近年は,対象を前に,何が必要なのか方針決めに難行することも少なくなく,訴えやニードの対象が多様化していることを物語っている.一方,OTが誕生して期待されると同時に,保育や教育・医療福祉との接点で問題が浮き彫りになりやすい.というのも,プレーの手段や方法いずれのチームがなすのか等々,受ける側よりむしろ療育チームメンバーの組織体制などに問題がありそうである.
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