Q and A
〔診療記録の書き方について〕
西本 東彦
1
,
武富 由雄
2
1大阪府立盲学校
2阪大病院リハ部
pp.66-67
発行日 1976年1月15日
Published Date 1976/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101155
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私はPTの資格をとる以前から現大阪大学医学部整形外科教授,小野啓郎先生にリハビリ医学の実践について種々直接ご指導を受ける機会が幸いにして多かった.病院での診療の場,病棟回診などの,臨床に,あるいは寝たきり老人の家庭訪問や相談において,小野先生が書き留めるカルテ,ノートの記録から多くの事を学びとることができた.「この時はこう書くんだ!」と暗黙のうちに知らされているようであった.医師との対話や文献の中に出てくろ外国語の医学用語の知らないこと.当初は書き方の模倣から始まったといっていいだろう.研修会,学会に論文発表する機会を重ねていく上に,日常の診察記録がいかに重要で,且つ必要であるかが身にしみて分かってきた(武富).
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