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研究と報告
Finger-Function-Quotient(FQ)(その2)―CVAのFQ調査結果について
Finger-Function-Quotient (FQ). Part 2: Result of FQ investigation on CVA
花村 都
1
Miyako HANAMURA
1
1拓杏園
pp.761-768
発行日 1973年10月15日
Published Date 1973/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100721
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患手機能点
Finger-Function-Quotient(手指機能指数)は,前号に紹介したように,健常者の低水準の機能を100,ADLがやっと自立可能なレベルの機能が20~30となるよう設定したスケールにもとづき,数量的に手指の機能を示すものである.したがってこのスケールを用いて得られたFQは,被検者が低水準の機能をもつ健常者の何%の機能を持つかということを示している.
左右別に,右FQ,左FQ,CVAにあっては左右別というより仮に患手機能点,健手機能点とも称すべきものが算出されることになる.各テストの左右いずれか高い方の得点を合計したもの,すなわち両手を総合した最高能力が「FQ」となる.
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