研究と報告
中枢性疾患における上肢筋能力テスト法の提案―特に脳血管障害後遺症について
生田 宗博
1
1国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院作業療法学部
pp.363-367
発行日 1971年10月9日
Published Date 1971/10/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100481
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この報告書を書いた生田宗博君は,まだ学生である.経験,資料蒐集,追試ともに不足しているが,ここまでまとめ上げた努力には驚きと敬意を抱く.こうした学生の努力が次々によい刺激となり,今後のよりいっそうの発展をセラピストに期待したい.特にご支援とご助言をいただいた先生方は,日本大学石川友衛先生,日本医科大学石田肇先生,東京女子医科大学大井淑雄先生であり,以下にご意見をしるし,参考にしていただきたいと思う.
(1)中枢性まひの筋力テストを抵抗で判定しようとする考え方は,おもしろい.
(2)筋力とROMを,まとめて評価する方法はなかろうか.
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