Japanese
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隣接領域から
肢体不自由児施設の看護
Nursing in the Institution for Handicapped Children
栗原 敏
1
Toshi KURIHARA
1
1整肢療護園
pp.44-47
発行日 1968年8月9日
Published Date 1968/8/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100136
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昭和42年4月現在,肢体不自由児施設の数は70施設で,入園定床は約7700になっているが,今年の4月に行なわれた施設事務長会の調査をみると(回答のおった67施設の集計であるが),入園児数の合計は6702名で,看護要員の数は,正看792名,准看590名,看護助手225名で,3者の合計は1607名になり,入園児童数との比率は一応4:1になっている。
肢体不自由児施設の規模は,設立主体によって多少異なり,専門職員の業務分担にしてもはっきり分化しているところもあれば,未分化のままおたがいにオーバーラップしながらも協調して療育にあたっているところもある。看護業務の規定もそれぞれ異なっているので,これが肢体不自由児の看護だと一口にはいいきれないが,各パートの受持区分がだいたい定まっている整肢療護園看護部門の受持範囲と,肢体不自由児看護上の問題点,あわせて厚生省依託療育技術者養成所のリハビリテーション看護講習会についてお知らせし,終りに,看護教育の推移についての私見を申し述べたいと思う。
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