目でみる耳鼻咽喉科
顕症梅毒と耳鼻咽喉科
関谷 透
1
,
日吉 正明
1
,
木戸 利成
1
1山口大学医学部耳鼻咽科教室
pp.936-937
発行日 1987年11月20日
Published Date 1987/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492210400
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性行為感染症(sexually transmitted disease, STD)はAIDSを含めて潜在的に伝播することは周知のところである。耳鼻咽喉科医もSTDに関する知見を日常診療において想起する必要がある。梅毒についても同じである。最近咽頭痛を主訴とし,近医の内科,外科,皮膚科を経て当科を受診した顕症梅毒症例を経験した。相ついで近似の症例を経験したので報告の必要を感じ,その1症例を呈示する。
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