目でみる耳鼻咽喉科
真珠腫性中耳炎術後の内視鏡所見
神崎 仁
1
1慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科
pp.242-243
発行日 1983年4月20日
Published Date 1983/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492209586
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真珠腫性中耳炎の手術法として外耳道保存鼓室形成術を行った場合、段階的手術を全例に行う場合は別として,そうでない場合には.なんらかの方法で真珠腫の再発.遺残を早期に診断する必要がある早期診断法としては,術後の鼓膜所見,CT scan,とくにtarget imaging法に加えて術創の内視鏡が有用である。
この内視鏡は主に術後の上鼓室,乳突洞,マストでドの観察を主としているので.aural auicoantroscopy,略して3A-scopyと名付けた。
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