創刊50周年記念特集 今日の耳鼻咽喉科/治療のコツと全身管理
救急時の治療—重症患者を含む
髄液漏
佐々木 好久
1
1城西歯科大学耳鼻咽喉科
pp.957-958
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208819
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副鼻腔,中耳,聴神経腫瘍などの手術時損傷のように,その髄液漏の原因や存在部位の明確なもののある反面,鼻アレルギーや感冒として,また滲出性中耳カタルや中耳炎,さらに突発性難聴として診断,治療されている髄液漏がある。いろいろな疾病の鑑別診断のなかに髄液漏を念頭に置くべきである。
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