創刊50周年記念特集 今日の耳鼻咽喉科/治療のコツと全身管理
耳—症候と疾患
外耳・中耳奇形の手術処理
瀧本 勲
1
1愛知医科大学耳鼻咽喉科
pp.763-765
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208728
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耳の先天異常を大別すると感音系奇形を来たすもの,伝音系奇形を来たすものおよび外耳の奇形を来たすものにわけることができる。
純感音障害は遺伝性,血族結婚などの内因性と,妊娠中や周産期の異常によつておこる外因性障害があるが,いずれも補聴器の装用や特殊教育といつたリハビリテーションが主体になるので除外し,外耳中耳の形成異常および,それによる伝音難聴に対する治療について述べる。
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