特集 最近の薬物療法と問題点
ショック対策と薬剤
藤田 昌雄
1
,
岩淵 汲
1
1東京女子医科大学麻酔科
pp.843-850
発行日 1968年10月20日
Published Date 1968/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492204019
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耳鼻科領域で遭遇するショックの原因としては,局所麻酔剤の中毒,あるいは局所麻酔剤に対するアレルギー性反応,および出血による血液量の減少などがあげられる。
患者がショック状態となり,これがいわゆる不可逆性ショックに陥るとその治療は困難となり予後不良である。したがつて極力その発生を防ぎ,もしショック状態になつた場合には早期に適切な処置によつて状態の改善をはからなければならない。
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