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片頭痛と三叉神経痛—頭部・顔面の痛みとその周辺
高橋 晄正
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1東京大学医学部物療内科教室
pp.1121-1129
発行日 1964年12月20日
Published Date 1964/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203358
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1.解析の手順
一人の患者が,主として頸から上の部分にある痛みを訴えて病院を訪れる。
受付で渡された頭痛用の問診カードには,てんかん・アレルギーなどについての家族歴,外傷・打撲の既往症などのほか,各種の中毒の可能性,脳圧亢進に関係した自覚症状(めまい,はきけ,視力障害その他の脳神経まひなど)などを主体とした,何十かの質問が書きこまれている。これに○×で答えて受付に返えす。
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