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軟口蓋に発現せるノイリノームの1症例
奥田 儀一郎
1
1群馬大学耳鼻咽喉科教室
pp.929-931
発行日 1957年12月20日
Published Date 1957/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201896
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口腔は胎生学上複雑な組織の集成よりなるため腫瘍発生の好発部位と考えられて居り,口腔に原発する腫瘍として臨床上屡々遭遇するのは癌腫ついで肉腫,良性腫瘍とされている。
私は最近臨床上軟口蓋に単発したと考えられるノイリノームの1例を経験したので報告する。
Okuda reports a case of neuronoma found on the soft palate of a woman, aged 36. Presence of the swelling was noted by the patient for the period of 9 years.
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