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アイロタイシンに依るヂフテリアの治験例竝びに+C41新グラム及びナイセル染色変法について
坂田 正
1
,
岡東 周之
1
,
橋本 和正
1
1広島鉄道病院耳鼻咽喉科部
pp.389-391
発行日 1955年7月20日
Published Date 1955/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492201361
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日本のジフテリア患者の発生状況は,終戦直後から急激に減少しはじめ,昨年までは年々,外来で患者を診る機会は滅つて来た。
然るに昨年末から,再び時折外来にジフテリア患者を見る様になつた。之は黒川等が,ジフテリアに対する感受性のある人が意外に多い事実とあいまつて,臨床医家の今後注意をすべき問題であると思う。
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