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カーボワツクス包埋法/抗生物質とヒアルロニダーゼ
pp.13
発行日 1952年1月20日
Published Date 1952/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492200597
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カーボワツクスは組織標本作成法は,従来のツエロイジンやパラフインに比し,時間的にも,操作の上にも優秀であつたのであるが,日本に於ていろいろ実際行つてみとる仲々容易ではないようだ.
包埋する標本は,他の方法でも同樣であるが,成る可く薄くすることである.カーボワツクスが充分漬み透ると標本が飴色になるという.またカーボワツクスは吸濕性であるので,梅雨期などにはカーボワツクスを適当に混融させぬとよく出来ないまた透明度を増したものにはラウリール酸曹達を加えるとよいそうだ,
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