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Leucotaxinの作用を抑制するもの
pp.280
発行日 1950年7月20日
Published Date 1950/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492200365
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最近ある炎症研究のシンポジウムで.某大学内科から炎症物質Leucotaxinの作用を抑制するものに就いて報告された。それによると.臨床的に.肋膜炎患者の滲出液から抽出したLeucotaxinを.動物の皮下に注射しておいて.色素液を靜脈内に再注射すると.先に皮下注射した部位に色素液が出現する。之はLeuctaxinの作用によつて.血管の透過性が高まと色素が結合織内に出るのである。
所で.Leucotaxinの血管透過性を増大する作用を抑える物質として.種々のものを使つて見ると.面白い。
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