Japanese
English
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泌尿器科領域におけるAlphapsinの使用経験
CLINICAL USE OF ALPHAPSIN IN TREATMENT OF UROLOGICAL DISEASES
太田 康弘
1
Yasuhiro OHTA
1
1九州厚生年金病院
1Department of Urology, Kyushu, Welfare Pension Hospital
pp.921-922
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204450
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I.はじめに
近年酵素に関する知見向上に伴い,各科領域において積極的に酵素療法が行われるようになつて来た。
蛋白分解酵素であるα-Chymotrypsinは1933年Kunitz & Northropによつて分離結晶化されたendopeptidaseの1種であり,抗浮腫作用,抗炎症作用,蛋白分解作用などの優れた薬理作用を有していることが注目され,補充療法としてでなく広く治療剤として用いられるに至つた。
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