Japanese
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特集 泌尿器腫瘍(その2)
後腹膜
後腹膜脂肪腫の1例—附 文献的考察
PRIMARY TUMOR OF THE RETROPERITONEUM: A REVIEW OF THE LITERATURES IN JAPAN
杉村 克治
1
Katsuharu SUGIMURA
1
1厚生連中央総合病院皮膚泌尿器科
1Department of Dermato-Urology, Central Hospital of the Federation of Agricultural Cooperative Unions
pp.717-722
発行日 1966年6月25日
Published Date 1966/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204410
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I.緒 言
最初に後腹膜腫瘍としてMorgagni (1761)により報告せられたのは脂肪腫でこのものは最もポピュラーなものの一つと考えられているが純粋の脂肪腫は比較的稀なものである。良性腫瘍の比較的多い吾国でも2〜5%を占めるにすぎない。
最近著者は本症の1例を経験し全治せしめえたのでこれを記載し併せて若干の文献的考察を試みた。
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