Japanese
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泌尿器科図譜・207
包皮石症
PREPUTIAL CALCULI
折笠 精一
1
,
阿部 弥理
1
Seiichi ORIKASA
1
,
Nobumichi ABE
1
1北海道大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, Hokkaido University School of Medicine
pp.988
発行日 1965年10月1日
Published Date 1965/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204191
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症 例 水○政○ 5歳 男子
現病歴・既往歴 生後1ヵ月目に脊椎破裂の手術を受けた。術後尿線の形成がなくいつも失禁状態にあることに気附き,生後3ヵ月目に当科受診,脊椎破裂による神経因性膀胱及び真性包茎の診断を受けた。以後失禁状態を続けていた所,生後10ヵ月目頃より陰茎の腫張と包皮輪よりの出血及び小結石の排泄を見る様になつた。1年程前より陰茎の腫脹が段々と増大して来たので5歳時に再度来院した。
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