Japanese
English
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我が教室における乳糜尿症患者に施行せる観血的療法の遠隔成績について
ON THE FAR RESULT OF OPERATIVE TREATMENT FOR CHYLURIA IN OUR CLINIC
新井 亨
1
Tohru ARAI
1
1久留米大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Kurume University Medical School.
pp.1227-1229
発行日 1964年12月1日
Published Date 1964/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203951
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I.緒 言
乳糜尿及び血乳糜尿は尿に淋巴液が混入した状態,或いは血液と共に淋巴液が混入した状態であるが,その治療に当つては硝酸銀水腎盂内注入,スパトニン内服等,その他種々の非観血的療法並びに外科的侵襲を加える観血的療法が施行されているが,この度は当教室に於て,昭和30年より38年末迄の間に乳糜尿症患者に対して特に観血的療法を行なつた患者に対して僅かの例ではあるが遠隔成績を検討したので報告する。
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