海外見聞記・16
Frankfurt am Main(5)
亀井 義明
1,2
1川崎市立病院皮膚科
2慶大医学部 皮膚科
pp.1153
発行日 1964年11月1日
Published Date 1964/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203935
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ドイツ人でも非常にわかり易く話してくれる人と,何回聞いても解らぬ人がある。フランクフルト訛りはとてもひどくて,当地に生れてあまり土地を離れた事がなく,所謂教養の低い部類に属する人々の言葉は徹頭徹尾解らなかつた。クリスマスの時Technische Assistentin達が私に贈つてくれたWeihuachtsgeschenkは頭がApfel,胴がCoca Cola,腕がWurstで,その上をTaschentuchと布の切端で装つてあつたが,その説明をフランクフルト訛りで書いてくれた。それを紹介すると次の如くである。
Mei Kopp, des is e Äppelche, Mei Ärm, die sind aus Worscht, Und hebste hoch mei Rcckelche, Da gibt's was für de Dorscht.
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