Japanese
English
--------------------
Myodilによるリンパ系造影法
TRACE OF LYMPHATIC VESSEL USEING THE MYODIL
百瀬 剛一
1
,
朝倉 茂夫
1
Goichi MOMOSE
1
,
Shigeo ASAKURA
1
1千葉大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, School of Medicine Chiba University
pp.387-391
発行日 1964年4月1日
Published Date 1964/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203756
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
I.緒 言
リンパ系造影法は,Kinmonth等6)7)により初めて臨床的に応用され,以来,原因不明の四肢の浮腫及び静脈性疾患,リンパ腫,悪性腫瘍のリンパ節転移巣の発見等の診断的応用と共に,手術時のリンパ節廓清部位の認知に,又リンパ節転移巣に対する放射線照射部位の示標,あるいは転移巣に対する化学療法,又は放射線療法の治療効果の評価の手段として,臨床各科領域で広く応用されるに至った。
リンパ系造影剤として,欧米では,主としてEthi—odolが使用されているが,リンパ系造影剤については,現在,造影術式と共になお多くの欠点が指摘されている。
Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.