Japanese
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皮膚科図譜・143
ケルスス禿瘡
KERION CELSI
香川 三郎
1
Saburo KAGAWA
1
1東京大学分院皮膚科教室
1Dept.of Dermatology, Branchy Hospital, University of Tokyo
pp.114
発行日 1963年2月1日
Published Date 1963/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203436
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患者 8歳,女児。都内新宿区在住,家に犬を飼う。
1週間前,ドッヂボールの球が後頭部に当り,痛みがあつた。その時該部に径3〜5cmの腫脹あるに気付き2日前より頭頂部にも径2cmの腫脹を認めた。この頃より後頭部病巣は急速に拡大,発赤,腫脹,疼痛あり,排膿,毛髪の脱落を来たした。昭和37年11月10日初診。
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