Japanese
English
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75% Urokolin-Mによる静注性腎盂撮影
UROLOGICAL USE OF NEW CONTRAST MEDIUM, UROKOLIN-M
坂本 公孝
1
,
尾本 徹男
1
Kimitaka SAKAMOTO
1
,
Tetsuo OMOTO
1
1九州大学医学部泌尿器科教室
1Department of Urology, Faculty of Medicine, Kyushu University
pp.867-870
発行日 1960年10月1日
Published Date 1960/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202915
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I.緒言
尿路造影剤の理想は,腎より排泄され易く鮮明な影像を与え,かつ患者になんらの苦痛を与えないことにある1)2)。これらの条件を満足させる為に,現在までたゆまざる努力が払われており,最近続々と新しい造影剤が提供されて来た2)。
中でもMallinckrodt会社にて創製されたUrokonは1分子中にヨード3個をもつBenzol誘導体で,多くの追試の結果造影能力が大であることが明らかにされ,わが国でも第一製薬によりUrokolinという名称で市販され,既往の造影剤を凌駕する地位を占めるに至つた。
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