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Volume 13, Issue 11 （October 1959）

臨床皮膚泌尿器科 13巻11号（1959年10月発行）

Japanese English

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Diphenylpyraline Hydrochlorideによる瘙痒性皮膚疾患の治療 THERAPEUTIC EFFECT OF DIPHENYLPYRALINE HYDROCHLORIDE ON SOME SKIN DISEASES 西岡久雄 ¹ , 花本宣昭 ¹ H. NISHIOKA ¹ , N. HANAMOTO ¹ ¹鳥取大学医学部皮膚泌尿器科教室 ¹Dept. of Dermatology and Urology, School of Medicine, Tottori University. pp.1211-1213

発行日 1959年10月1日 Published Date 1959/10/1

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202679

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Abstract 文献概要
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　瘙痒を訴える皮膚疾患は多く，患者にとつては非常に苦痛である。近年は瘙痒の原因について盛んに研究されだし，抗ヒスタミン剤も新化合物が続々と登場してきつつある。最近私達はエーザイ株式会社よりDiphenylpyraline Hydrochloride（Hy-stamine）の提供を受け，各種の瘙痒性皮膚疾患に使用したのでその成績を報告する。本剤の構造式は第1表に示したが，化学名は4-Diphenylmethoxy-1-methylpiperidine hydrochlorideである。