Japanese
English
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新サルフア剤MS-53;シノミン(5Methyl-3 Sulfanilamido isoxazole)の化膿性皮膚疾患に対する治療効果について
EFFECT OF SINOMIN ON VARIOUS PYODERMIAS
中居 卓
1
,
吉田 実夫
1
,
寺山 勇
1
Takashi NAKAI
1
,
Mituo YOSHIDA
1
,
lsamu TERAYAMA
1
1東京大学医学部付属病院皮膚科
1Dept.of Dermatology,University of Tokyo
pp.479-481
発行日 1959年5月1日
Published Date 1959/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202551
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諸種抗生物質の出現により,サルフア剤は一時その影がうすくなつたようであるが,抗生物質に対する耐性菌出現,或は菌交代症等の問題から再びこれに対する認識が深まつて来た。特に長時間有効血中濃度を保持するサルフア剤が用いられる様になり,一層各疾患に対して効力を発揮して来た様である。ここに我々は長時間作用性のサルフア剤であるMS−53を各種化膿性皮膚疾患に対して使用し,その臨床効果を観察したので報告する。
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