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ハイペツクによる腎及び骨盤内動脈撮影の使用例
RENAL ARTERIOGRAPHY BY HYPEQUE
犬塚 信
1
,
細谷 賢次
1
,
緑川 俊徳
1
,
石塚 民幸
2
Shin INUZUKA
1
,
Kenji HOSOYA
1
,
Toshinori MIDORIKAWA
1
,
Tamiyuki ISHIZUKA
2
1東京医科大学泌尿器科教室
2東京医科大学放射線科教室
1Dept. of Urology, Tokyo Medical College
2Dept. of Radiology, Tokyo Medical College
pp.37-41
発行日 1959年1月1日
Published Date 1959/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202458
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緒言
経腰的腹部大動脈撮影法(直接撮影)は1929年にR.dos Santosにより創始され,本邦においては1953年に市川・岩本氏等により記載された。その後大腿動脈,或はその分枝等から逆行性に造影剤注入の方法(逆行性撮影法)も考案された。これ等の直接或は逆行性撮影法による腎動脈及び骨盤内動脈の描出はその手技の改善と造影剤の進歩により比較的容易かつ安全に施行されるようになつた。
最近我が教室において米国ウインスロツプ医薬品会社製品50%ハイペックを以つてこれ等の撮影を試みた。本剤は比較的良く造影しかつ副作用等も極めて軽微僅少であつたので茲に報告御批判を仰ぐものである。
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