Japanese
English
--------------------
猩紅熱様紅斑の1例について
A CASE OF ERYTHEMA SCARLATINIFORME
伊崎 正勝
1
,
黒沢 誠一郎
1
,
高須 惟夫
1
Masakatsu Izaki
1
,
Seiichiro Kurosawa
1
,
Nobuo Takasu
1
1岩手医科大学皮膚科泌尿器科教室
1Department of Dermatology and Urology, Iwate Medical College.
pp.327-330
発行日 1958年4月1日
Published Date 1958/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202224
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
猩紅熱様紅斑は,猩紅熱に酷似する皮疹と全身症状とを合併する為に,その患者が内科医を訪れる事が多い。為に,皮膚科医としての検討が比較的不充分であり,又その病名或は皮膚疾患としての位置についても,各種の異説があり理解し難い疾患とされている。
吾々は最近,定型的な急性型猩紅熱様紅斑(Ormsby-Montgomery)の1例を経験して,各種の細菌学的検索を行い,その病因について一知見を得たので報告する。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.