Japanese
English
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後腹膜腔腫瘍症例
A CASE OF RETROPERITONEAL TUMOR
岩田 正三
1
,
岡山 誠一
1
Shozo Iwata
1
,
Seiichi Okayama
1
1川崎市立病院皮膚科泌尿器科
1Department of Dermato-Urology, Kawasaki City Hospital
pp.293-295
発行日 1958年3月1日
Published Date 1958/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202215
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泌尿器科領域に於て後腹膜腔腫瘍が問題となるのは腎腫瘍との鑑別が困難な場合が多い。その報告例も左程多くは無い様である。腎とは別に腫瘍が見出される場合は寧ろ外科領域で取扱われるのが常である。我々は触診上,腎腫瘍を疑わしめ,諸種の検査の結果,後膜膜腔腫蕩をも疑わしめた1例を経験したので茲に報告すると共に,文献に依り一部に考察を試みた。
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