Japanese
English
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本院に於ける遊走腎患者の2〜3の統計に就て
THE STATISTICS FOR THE MOVE KIDNEY ON OUR CLINIC
太田 裕祥
1
,
小杉 善之助
1
,
名倉 正比古
1
Y. Ohta
1
,
Z. Kosugi
1
,
M. Nagura
1
1社会保険中京病院皮膚泌尿器科
1Dermato Urological-Clinic, Health Insurance Chukyo-Hospital
pp.271-277
発行日 1958年3月1日
Published Date 1958/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202210
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昭和27年より昭和31年に至る5年間の当科に於ける遊走腎患者は365名で外来患者総数の2.53%に当っている。(第1表参照)
其中腎固定術を実施したる者は161名74.41%で,此等症例就中手術患者に就て2,3の統計的観察をなしたので報告する。殊に遊走度及び尿管屈曲度と主訴との関係,遊走腎の男女別頻度を知ると共に,手術患者の遠隔成績に就て訴えの時間的消長の実際を確かめ治療上の1指針のとしたいと考えるものである。
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