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竅口部再発性アフトージス症例
富樫 良吉
1
,
大久 正一
2
1仙台市立病院皮膚泌尿器科
2仙台市立病院耳鼻咽喉科
pp.1047-1048
発行日 1956年12月1日
Published Date 1956/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201848
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Stevens Johnson,Rendu,Fissin,Behcet等により発表されたStevens-Johnson disease,Ectode-rmosis erosiva pluriorificialis, Behcet's diseaseと称せられる疾患は,漸次その報告例を増加し,これ等疾患は多少の症状の異同はあるが大体同一なものと見做され,三浦・宮沢により竅口部再発性アフトージスなる名称を提義され,又Robinsonによつてmucocutaneous-ocular syndromなる名称を冠せられた。然しながらその本態は依然として不明のまゝである。こゝに最近経験した2症例を報告する。
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