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腹部大動脈撮影法の腎結石症に対する応用
百瀬 剛一
1
1千葉大学医学部皮膚泌尿器科教室
pp.87-90
発行日 1956年3月1日
Published Date 1956/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491201626
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I.緒言
1929年Dos Santos氏が直接大動脈を穿刺して大動脈撮影を行う方法を発表してから,O.A.Nelson,A.K.Doss,或はF.B.Wagner,W.F.Melick,P.G.Smith等の諸氏の努力により本法が広く臨床的に応用されるに到つた。
又股動脈から逆行性にカテーテルを挿入し撮影する術式もDos Santos氏に初り市川,P.L.Fa-rinas,E.C.Peirce,B.S.Abeshouse等の諸氏の改良法が発表され,逆行式撮影法を行う学者も少なくない。
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