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睾丸回轉症の2例
奥井 重敬
1
,
增田 圭喜
1
,
兒王 和志
1
1長野赤十字病院皮泌科
pp.86-88
発行日 1952年2月1日
Published Date 1952/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200677
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本症わDilasiauve (1840)が精系捻轉症と名付けて報告したのが最初で,本邦に於てわ山村氏(1905)の報告を以つて始り,其後内外多數の學者により發表されてゐる。西山氏に依れば歐米に於ては約40例,本邦に於てわ僅に67例が報告されているに過ぎなく,未だ比較的稀有な疾患の域を脱しない状態である。我々わ最近本症の2例を經驗し,且つ其の成因に柳か興味を覺いたので報告する。
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