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兒童の皮膚病調査成績
占部 治邦
1
,
桐生 博光
1
,
小松 茂公
1
,
松本 忠
1
1九州大學醫學部皮膚科教室
pp.371-372
発行日 1951年8月1日
Published Date 1951/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200563
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緒言
敗戰によつて更に惡化した國民生活のために傳染性皮膚疾患は急激に増加したが,終戰5年目の今日生活状態が改善されると共に相當減少し一應落着いて來たように思われる。われわれは現在の小學校兒童の衞生状態をうかゞう目的で,昭和25年4月中旬より3カ月に亙つて福岡縣下の小學校兒童の主として傳染性皮膚疾患を炭鑛地區,漁村,都市の3地區に分けて調査し,いさゝか知見を得たので茲に報告する。
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