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皮膚結核症の治療に就いて
鎌田 修一
1
1東北大學醫學部皮膚科教室
pp.276-278
発行日 1951年6月1日
Published Date 1951/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491200529
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緒言
曩に我教室の山内は明治34年より昭和18年に至る34年間の皮膚結核(ヱリテマトーデス,結節性紅斑を除く)の308例に就いて統計的觀察をなし,又豊藤は昭和19年より23年に至る5年間の皮膚結核の77例に就き臨牀的觀察をなしている。余は昭和12年より25年7月に至る13年7カ月の皮膚結核例中經過を觀察し得た91例に就いて治療を主とした考案を試みた。第1表に病種を示す。
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